植物の力で癒される フィトテラピーとは?
古くからヨーロッパで発達してきたハーブの自然治癒力を高める力を用いた「植物療法」で、植物の薬理成分を利用して健康増進や病気の予防などが行なわれてきました。
昔は修道院が薬局のような役割も果たしていて、それぞれの症状にあったハーブを処方して治療を行なっていたようです。
現在でも、フィトテラピー先進国では「植物療法士」が国家資格になっているほど、自然の力を借りて健康をめざす「フィトテラピー」の存在が今、注目を集めています。現代の忙しい毎日を送る私たちにこそ、植物の恵みの力が必要とされているのです。
アロマテラピーやハーブティー、広い意味ではガーデニングや森林浴やフラワーアレンジメントの体験もフィトテラピーと言えるでしょう。
植物ってすごい! 植物に救われてきた私のフィトテラピー体験
実は、小さい頃はからだが弱かった上に、薬アレルギーでした。
仕方がないので、ちょっとした体調不良は民間療法で治してきました。
そんな経験の中から「植物の偉大な癒しの力」に知らず知らずのうちに気づき、
魅力を感じるようになったのだと思います。
和漢生薬、ハーブ&アロマ、食べて体を治してくれる野菜たち。
これらの植物の力で自然治癒力が高まり、気がつけば私は家族一番の病気知らずになっていました。
また、心の不調のときも植物はそっと私に元気をくれました。
どんなに疲れていても、フラワーデザインのスクールで花と触れ合った後は心と体がすっきりとしました。
合わない職種なのに頑張りすぎてしまってひどいうつ状態になったとき、
知り合いが全くいない見知らぬ土地へ引っ越して孤独を感じていたときも、
ベランダにハーブやバラなどの鉢をひとつずつ増やすたびに、
癒されていく自分を実感しました。
それでも
静かにそこにいるだけなのに、植物にはなにやらすごい力が存在しているのでは?
と心の底から納得して、再発見したのは
つい最近のことで、
植物って実はすごいよ!健康で心が満ち足りて幸福になれるよ!
というメッセージを広くお伝えしたいと考えるようになりました。
特に日本人と犬たちに向いてます。 その深い理由とは?
私たち日本人は古くから緑豊かなすばらしい風土で独特の繊細な感性が磨かれてきました。
日本国土の森林の割合は、じつは森の国フィンランドにも匹敵するほどなのです。
春になれば桜の下でお花見弁当を広げながら花を愛で、
夏の宵には蛍のはかない光を求めて川べりへ
秋口には中秋の名月や虫の歌を楽しみ、
初冬には散り行く燃ゆるような紅葉を眺める。
よく言われることですが、これらの習慣や感覚や感性は外国人の方には、なかなかないものです。
日本人は古代から自然界に存在する八百万の神をあがめ、
自分たちも自然の一部なんだ、自然の一部でありたい
という無意識の認識が
生まれながらに備わっている民族なのです。
また、これもよく言われることですが、
犬も、もともとは野生動物として自然界のメンバーの一員でした。
天然のもの、自然の息吹を感じるものに対しては
おそらく私たち人間よりも敏感に察知していることでしょう。
フィトテラピーは
自然界から一部を切り取って
植物の薬効や香りを「借りてくる」民間療法です。
疲れて自分の本来の感覚から離れてしまったとき
愛犬がストレスを感じていると思うとき、
野山に出かけたり、アロマを楽しんだり、お花を活けてワンちゃんと眺めてみたりすると
自分も自然の一部である感覚を取り戻して、きっと深い安堵感を味わうことが出来るでしょう。
そしてアロマテラピーとは?
先にも説明したように、アロマテラピーはフィトテラピーのひとつです。
アロマテラピーとはエッセンシャルオイル(精油)の芳香成分を利
用して心とからだのバランスを図り、より健やかに美しく豊かに生きることを目
指す自然療法です。
エッセンシャルオイルは100%天然でピュアなものを用います。
その正体は、複雑な構造をした有機化合物の集合体です。
その使い方は実にさまざまに進化し、
- お部屋にエッセンシャルオイルを拡散させる芳香浴
- お風呂にエッセンシャルオイルを混ぜて入浴するアロマバス
- エッセンシャルオイルの殺菌、消臭、抗菌、防虫効果を利用したハウスキーピング
- エッセンシャルオイルをオイルで希釈して行なうアロマトリートメント&ドッグマッサージ
- エッセンシャルオイルの薬理効果に期待して作る手作りアロマ化粧品
などなど
ただよい香りを楽しむだけでなく、成分を利用して様々な利用方法が考えられています。
また、婦人科系のトラブルやアトピー性皮膚炎の改善、ホスピスでの緩和ケア、安産などのために病院でも利用が注目されています。
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