【ドッグライフデザイン! アプリシエ】の櫻井裕子です。
メンテナンスドッグマッサージ®スクールの校長もやってます。
飼い主さんも気が付かない意外な犬の痛みのサインシリーズ
第3弾は……
しっぽのサインパート2
あなたのワンちゃん、しっぽ曲がってませんか~?
あ、フレンチブルドッグや
ボストンテリアさんなどのしっぽが短くて
スクリュー型のワンちゃんは
別ですよ
あと、しっぽの根元から断尾している
ワンちゃんも除きます。
しっぽの骨って
しっぽが長い犬種になると
最大20個くらいあるんですよ~。
![](https://www.appricie.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210119_142249-1024x768.jpg)
そして、
筋肉がついていない状態だと
真珠のネックレスみたいに骨が自由に360℃回転します。
それゆえに、なにかアクシデントがあると
ねじれたり、まがったりしやすいのがしっぽの関節です。
なかなかご自分の愛犬のしっぽの関節を1個ずつ丁寧に触わるということを
していらっしゃる人が少ないようなんですけど、
しっぽが曲がっていたり、
ねじれていたりして
そこを触ると怒ったり、嫌がったり、
痛いけど我慢しているワンちゃんも多いんです。
ワンちゃんは体の痛いところがあると
「〇番目のしっぽの骨のところに力を入れて立ってる!」
とお話してくれる子が多くて、
そこに力を入れすぎて、
しっぽがねじれてる!
曲がってしまっている!
というケースが多いです。
その他、高齢犬に多いのが
しっぽの筋肉のしなやかさがなくなってしまい、
全体的にカチカチでなめらかに振ることができない。
しっぽをどこかでぶつけた!
挟んだ!
踏まれた!
というアクシデントで曲がったワンちゃんもいるみたいです。
それから、
オスワリしていて、立ち上がる時に
「よいしょ!」としっぽを使って地面を押して立ち上がるワンちゃんもいて、
こういうワンちゃんは地面を押しているしっぽの関節の辺りが
硬かったり、曲がっていることが多いです。
こんなふうにオスワリの姿勢が宙に浮いているワンちゃんは要注意です。
![](https://www.appricie.com/wp-content/uploads/2021/01/3cd36a3fbaf3d1c07fce3d43ec4cf41d-1024x536.png)
私はこういうワンちゃんを
「空気椅子犬」とか「カンガルー犬」と呼んでいます。
後肢の関節が何らかの理由できちんと折りたためないと
こういう姿勢になりやすいので
愛犬が「空気椅子犬」や「カンガルー犬」だったら、
しっぽのマッサージと関節の曲げ伸ばしをしやすくするマッサージを
おすすめします!
次回もしっぽの痛みのサインシリーズパート3をお届けする予定です。
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メンテナンスドッグマッサージは、犬の解剖学に基づく基礎知識の上に成り立っているマッサージです。
最大の特徴は「速効性です」。
普通のケースであれば10秒以内に、カチカチにこり固まった筋肉が柔らかな筋肉に戻るのを実感できます。
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